過去の日本ポカ学会

  
  
 
 
 

日本ポカ学会の流れ

貴重講演

三人の勇士によるポカの貴重な話。笑いあり、涙あり、そして明日への糧となる。

ポカ分化会

3つのグループに分かれた分化会では、それぞれの想いや挑戦を語る。初対面とは思えない仲間になる。

栄光のポカマスター認定式

貴重講演をした三人の挑戦に敬意を表して、「ポカマスター」の称号を授与。

ポカ仲間による記念撮影

山梨だけでなく、東京、長野、名古屋など、各地から参加者が集う。本音で語り合える貴重な時間。

貴重講演

「あなたの仕事はなんですか」 清水康弘氏

 「私は、目の前が真っ暗になるほどの挫折をしました」静かな口調で語り始めた、清水康弘氏。目指していた仕事に就くことができなかった。途方に暮れた。絶対に継がないと決めていた家業の農業に身を置いた。はじめは嫌だった農業で汗をかき、もがいた末に掴んだものがある。
「みなさんの仕事はなんですか?」
「私の仕事は、農業を通じて人の心と体、そして世界を豊かにすることです」

 

 
 
 

潜入!! 日本ポカ学会レポート

ポカレポーター 小林さやかさん

 第二回の日本ポカ学会の様子がよくわかるレポートを書いて頂きました!本を読むこと、絵を描くことも得意な芸術的センスをお持ちの方です。どうぞ、ご覧ください。

 *第二回日本ポカ学会は、貴重講演を室内で、ポカ分科会は室内+屋外で行いました。

 

 初めての参加だったのですが、いい意味で緊張する事なく、リラックスして参加する事が出来ました^^今日の主旨に見合った、アットホームでユーモアのある、居心地の良い空間・時間でした~♪和室で車座になってお話するんだよ~♪入ってくる風が気持ちよかった♪  参加者は、作業療法士さんが中心でしたが、精神の領域でお仕事なさっている方や、建築業や塾講師の方まで、職種は様々でした。「ポカ」や、挑戦、自分で学びに変えていく営み…といった観点は、福祉業に限らず、オールマイティな仕事論として成立するのだろうなぁ…なんて思いました。
 貴重講演(貴重なポカをお話するから)では、3名の方がお話されました^^…座布団4枚の上に座って(笑)。

 

(1)刈屋望さん  東京で精神の作業療法士をしておられます。糖尿病&妄想が出てきちゃった患者さんへの対応として、外出へ連れて行こう…と思ってしまえるのが凄い!私だったらそういう発想、出てこないと思う。知らず知らず、選択肢から外して、守りに入っちゃうんじゃないかなぁ。とても落ち着いた雰囲気で話されるのに、アツイ事やってるのが、凄いなぁ~!…と思いました。でも、刈屋さんにとっては、それは入口でしかなくて、(本人との良い思いでにはなったけど、)最初の「妄想への対応」としては、最後まで結びつけられなかった…という意味で、ポカだという事でした。
 

 う~ん、「ポカ」は、必ずしも単純な「ミス」ではないんだなぁ。なんか、深みがある。一見したら、「妄想の出ている患者さんを逆転の発想で外出へ連れて行って、現実と触れる事で、本人は充実して信頼関係も構築されて…」って(成功例に)なるんだろうけど、「課題への解決法」という観点から、最後までズレないで考え続けていらっしゃったから、「ポカ」だと認識されたのだろうなぁ。
 人相手の仕事だから、人情というか、技術論、専門的知識からこぼれおちるコトも必要なんだけど、それに鼻面かき乱されて、論点が精神論にシフトしてしまう事って、往々にしてあると思う。そうならないためには、しなやかでいつつも、自分に対する批判的視点を持ち続けていなくてはいけなくて…う~ん、すごいなぁ、と思いました^^

(2)深澤太郎さん  作業療法士という仕事で、入所・通所・訪問、次いで病院で、急性期・回復期・地域をやった方。
 ただ「色々やってて凄い!」だけじゃなくて、その時その時の思いや遣り甲斐、考えたい事、乗り越えたい壁?があっての経歴なのだなぁ…。と思いました。深澤さんの説明の中に「真摯」という言葉がありましたが、上に書いたような事、引いては患者さんに対して、真摯なのだろうな…と思いました。

 

(3)村上慶介さん  大学時代塾講師をし、教員免許を取って、作業療法士をして、今は名古屋で特別支援学校の先生をされています。 面白く、型破りで、バイタリティがあふれていそうな…!初めてお会いしたのに、勝手に決め付けてはいけないのですが、そんな感じの方でした^^ずっと作業療法士をされていたのに、今年の4月から支援学校の先生になられたそうです。本人曰く、「医療・介護から教育という全く異なった職になった」との事でした。 
 

 多分、他の職種でも、転職をすれば経験するようなエピソードをお話してくださいました。専門職ならではのポカではなく、「誰でもわかる」という事を話題にあげておられて…。なんというか、とても優しくて、頭のよい方なのだろうなぁ…と感じました(上から目線に聞こえるでしょうか?だとしたらスイマセン;)
 
 例えば、先輩方から言われる「適当にやっといて」って言葉。
その場に合った「適当」が分からないからとても困ってしまう。
 
 統一された「適当」と、人によって違う「適当」もあるし…。…というような事を話されていたのですが、「そうそう!そうだよなぁ~」って思いました。「適当」って、「適切」って意味と「いい加減」って2つの意味がありますものね^^;
 
 村上さんは、そういうエピソードから、御自分が向き合うべき生徒さんに思いをはせ、「自閉症のかたの『困った感』、『分からなさ』はこういう感じなのかなぁ…」という風に思ったとの事でした。こういう自分個人の「???」を、生徒さん(私だったらメンバーさん)に置き換えて考えられるという、思考の流れ方が、凄いなぁ、私もこういう風になれたらなぁ…と思いました^^


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